「第3回共生のまち大津・演劇プロジェクト」を開催
2019年11月9日(土)、10日(日)の2日間にわたって開催しました「第3回共生のまち大津・演劇プロジェクト」の公演には、会場いっぱいの皆さんに観に来ていただき有難うございました。おかげをもちまして、無事今年度の公演を終えることができました。
来年度も第4回公演を開催する予定です。
よろしくお願いします。
グループ橋「無言館のさかみち」舞台稽古より(11月8日<金>)
第1場 旅へ 1994年 春
第1場 旅へ 1994年 春 |
「今になって……戦死した同級生の家を訪ねるなんて、やっぱりどうかしてるよね。」
第2場 伊沢 洋 「家族」
第2場 伊沢 洋 「家族」 |
「洋の遺品の中に手帳がありまして……」
第2場 伊沢 洋 「家族」 |
「今でも洋の供養に、ときどき仏壇の前で歌ってやっております。」
(チャカホイ節を唄う)
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第3場 最後の遺品 |
「ええから。早よ帰って。」
第3場 最後の遺品 |
「離し言うてるのに!」
第3場 最後の遺品 |
「タツヤ、兄さんの絵ずっと守っていけるんか。」
第4場 千葉 四郎
第4場 千葉 四郎 |
「ようごそ、遠いどこをおいで下さいました。」
第4場 千葉 四郎 |
「四郎さん、本当に消えてしまった。」
第4場 千葉 四郎 |
「もし、生きて還れることがあったら……」
第4場 千葉 四郎 |
「クボシマ君、君は妙なクセがあるんだね。」
第4場→第5場 ナレーション
ナレーション |
「クボシマは不安を抱えながら、遺作収集の旅を続けた。」」
第5場 出来過ぎた話
第五場 出来過ぎた話 |
「実はあなたが持っていった伯父の絵のことなんですよ。」
第五場 出来過ぎた話 |
「クボシマ君、どう美術館を建てるという話は、進んでますか。」
第五場 出来過ぎた話 |
「もう、後戻りできません」
第6場 原田 新「妹・千枝子の像」
久保 克彦「図案対象」
第6場 原田 新「妹・千枝子の像」 久保 克彦「図案対象」 |
「兄は、中学生のときに肺浸潤で2年ほど休学しまして、」
第6場 原田 新「妹・千枝子の像」 久保 克彦「図案対象」 |
「久保さんが、そんな絵を……」
第6場 原田 新「妹・千枝子の像」 久保 克彦「図案対象」 |
「本当に、本当にすまないことをしたと思っているんです。」
第7場 日高 安典 「裸婦」
第7場 日高 安典 「裸婦」 |
「安典さんはこのあたりの風景も描いていたんでしょうか」
第7場 日高 安典 「裸婦」 |
「安典さんは、6人兄弟の2番目ですね。」
第7場 日高 安典 「裸婦」 |
「『あと五分、あと十分この絵を描かせてほしい』、それが家族にのこした最後の言葉になりましたなぁ」
「乾かぬ絵具」
「乾かぬ絵具」 |
六十年も経つというのに
あなたの絵具は
ちっとも乾いていない
「乾かぬ絵具」 |
乾かぬ絵具よ
いまも少しも色褪せぬ
あなたの一滴の命よ
………………… 幕 ………………
「無言館のさかみち」 舞台見取り図
上演時には若干の修正あり |
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